Blogizumiブログ

2026/08/14
フランス旅

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜

Bonjour !

長年フランス語、食、文化に興味を持って、2000年からはフランス産ハチミツに関わるようになり、ミツバチのことや養蜂についても勉強するようになりました。

それからは「いつか絶対にやりたい!」と心に決めていたのが、フランス現地での本格的な養蜂体験でした。

 

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜

普段は養蜂作業をしていない私。もちろん、専用の作業着なんて持っていません。

 

 

あの宇宙服のような、白くて被り物もついている養蜂作業用のブルゾン。かつてパリにあった「Les Abeilles レザベイユ」の店舗にディスプレイとして飾られていました。中へ入るたびに作業着を眺めながら「上下がつながってるブルゾンって、なんだかお洒落だな。いつか、コレを着てみたいな」と、思うようになりました。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
パリにあったレザベイユ店舗に飾られていた養蜂ブルゾン

作業着を見ることは沢山あっても、実際に着ることはなくて。パリ近郊の養蜂場を訪ねるときにも、実際に作業をするのは養蜂家(ジャンジャック氏=愛称シャック)だから、着る必要がない私。

 

 

「もし、コレを身に着ける機会があるなら、ただコスチュームを着るファッションショーではなく、自分でも養蜂作業をちゃんと覚えて、作業の一環としてブルゾン姿で巣箱を開けてみたいな」と、だんだん密かに憧れるようになりました。

 

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
シャックとパリ近郊のケレンマン公園にて

フランスに限らず、日本でも作業着は身に着けますよね。過去に日本の養蜂所見学をさせて頂いたことがあります。そのときは頭部を保護するために、帽子の部分だけをお借りしました。フランスで見ていたものと帽子の形状が少し違っていたので、作業着にも日本とフランスで違いがありそうですね。

 

 

そして、このときの服装はといえば、白い作業着ではなく長袖の白色のシャツと明るい色のズボンを準備した私服。作業するわけではなかったので、ミツバチが嫌がる色を避けて選んだ服装で見学させていただきました。(※ミツバチが苦手な色や香りについては、こちらのコラムでも詳しく書いています →【ミツバチ】知っておきたい!ミツバチが嫌い・苦手なこと )

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
日本でお借りした帽子の形状は、写真のもの。

このように、何度か養蜂体験をするチャンスはありました。けれども本格的な作業まではしてこなかったので、全身スーツを着用することは、これまで一度もないまま。それに、せっかくならフランスで見ていたブルゾンを着てみたい。

 

 

あ、そういえば、親友のシェフパティシエ、**セバスチャン・ゴダール(Sébastien Gaudard)**とのこんな思い出もあります。(※彼はフォーションでピエールエルメ氏のアシスタントを経て26歳の若さで責任者を務めた実力派。現在はパリで SEBASTIEN GAUDARD を構えるオーナーシェフ)

 

 

ハチミツに関わっている私の影響を受けて、フランスの養蜂家を訪ねてみたらしい彼から、ある日ひょっこり写真が送られてきたんです。そこに写っていたのは、なんとバッチリ養蜂作業着を着こなしたセバスチャンの姿!

 

 

「え~?!なんで養蜂してるの?しかも、私より先に養蜂ブルゾンを着るなんてズルい、ジェラシー(笑)!」って、思わず悔しまぎれのメッセージを送ったのを今でもよく覚えています。まさか、セバスチャンに先をこされるなんて……不意打ちでした(笑)。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
セバスチャン・ゴダールのバッチリ決まった養蜂作業着姿 @2020

出発前の準備と、まさかのミッション

そんなこんなで憧れ続けた養蜂体験が、去年、ついに実現することになりました! 今回体験を引き受けてくれたのは、フランスのApimab社。(※Apimab社には2023年にも訪問していますが、その時は打ち合わせがメイン。過去の訪問の様子はまたの機会にご紹介しますね)

 

 

そして、出発前に届いた「持参するもの・準備すること」のリストがこちら。

 ・万一に備えて「海外旅行保険に加入」すること

 ・「丈夫な靴」を用意すること

 ・「香りのあるシャンプーや化粧品は使わない」こと

 

 

香りのケアなどを理解した上で、気になっていた憧れの作業着について尋ねてみると、「作業着はこちらで準備するから、事前に身長と体重を教えてください」とのこと。サイズを伝えると、「Sサイズで良さそうだね!」と確認がありました。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
フランスから届いたメモ

こうして、「憧れの作業着は準備してもらえる」という安心感と、いよいよ本場のコスチュームを着られる喜びで楽しみが一気にふくらみました。「やっと、あの白いブルゾンが着られる!それだけでも楽しみ♪」 ……と、この時はワクワクしかなかったのですが。…やっぱり(?)スムーズにはいかないのがフランス。このあと「フランスらしい洗礼」を浴びることになります(笑)。

 

 

そんなやり取りの中で、ひとつだけ問題だったのが「丈夫な靴」の準備でした。 「愛用しているランニングシューズじゃダメでしょうか?」と聞いてみたところ……「メッシュ素材だと草むらで枝やトゲが突き刺さる可能性があるから、足首まで隠れるブーツがいいよ」とのアドバイスが返ってきたのです。

 

 

普段登山をしない私は、もちろんトレッキングブーツなんて持っていません。 「養蜂体験のために靴を買いに行く」という、まさかのミッションから旅の準備がスタートしました。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
新調した本格的な登山用ブーツ(防水加工済み)

普段行かないエリアのアウトドアショップへ足を運び、店員さんに相談しながら足首をしっかり守ってくれる頼もしい一足を探しました。

 

 

手にとってみると「登山靴ってこんなに重たいんだ!」とびっくり。ランニングシューズに比べて分厚く、しっかりお値段も張ります(笑)。 足首がガッチリ固定されるブーツに慣れず最初は少し歩きにくさもありましたが、お店で防水加工も施してもらい準備万端!

 

 

本格的なブーツなので「帰国後、東京に大雪でも降ったら履こうかな…」なんて使い道を想像しつつも、「今回は必需品だから仕方ない!」と割り切って購入しました。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜

ボリュームのあるトレッキングブーツは、スーツケースの中での存在感もたっぷり。 「重たいし、スーツケースの半分を占領する勢い……だけど今回のメインイベントのため!必需品だから置いていくわけにはいかない!」と、腹を括って詰め込みました。

 

 

……けれど!実際の体験時には「絶対にこの丈夫な靴にしておいて本当に良かった~!」と心から実感することになります。 なぜなら、巣箱が設置されている場所は草が生い茂っていて、時には雑草を片付ける作業から始まることもあったからです。ツルを伸ばしている花やトゲのある植物もあって、靴やブルゾンに引っかかることもあったくらいでした。

 

さぁ、香りのないスキンケアも揃え、いざフランスへ!……と、こんな風に準備万端で出かけたのですが、事前に伝えていた作業着のサイズをめぐっては、ちょっとしたハプニングが起きます(笑)。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜

けれども、長年にわたってフランスと関わってきた私としては、少々のハプニングはつきものだと思って楽しめる方。

 

 

もし、このあとのエピソードを読みながら「わかる〜!」「それも旅の醍醐味よね」と同じような感覚でハプニングを受け止められて、イライラすることなく過ごせる方がいらっしゃったら、私はフランス生活をお勧めしますね。きっと、おおらかな考え方を持つ彼らと楽しく過ごせるはずです。

 

 

さぁ次回は、いよいよ現地到着編です!ハプニング満載のエピソードをお届けしますね!どうぞ、お楽しみに。

念願のフランス養蜂体験へ!〜出発前の準備・必需品〜
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