Blog商品コラム
- 2026/08/13
- コラム
【ミツバチ】知っておきたい!ミツバチが嫌い・苦手なこと
Bonjour!
美味しいハチミツを届けてくれる、小さくて健気なミツバチたち。今回は、そんなミツバチたちのちょっと意外な習性についてのお話です。
フランス語や文化を学んで、フランス菓子に興味を持った私が、パリにあったハチミツ専門店「Les Abeilles(レザベイユ)」で本物のハチミツに出会い、ハチミツに携わる仕事をするようになってから、気がつけば26年。
・【関連記事】レザベイユとの出会いのストーリーはこちら → パリ高品質ハチミツ専門店<Les Abeilles レザベイユ>との出会い
養蜂家からミツバチや自然の尊さを教わるうちに、いつしか「本場フランスで養蜂を体験してみたい!」という強い憧れを抱くようになりました。そしてちょうど1年前の2025年8月、念願叶ってフランスで1週間の養蜂作業を体験できることに!
その本格的な体験記をお届けする前に、まずは知っておくと安心な「ミツバチが嫌い・苦手なこと」をコラムとしてまとめました。安全に仲良く過ごすための知識は、普段の暮らしやアウトドア、レジャーでもきっと役立つはずです。私自身、現地で「事前に知っておいて本当によかった!」と心から実感したことばかりです。
このコラムを皮切りに、フランスでの養蜂体験や美しい風景、実際の作業風景をたっぷりお届けしていきます。ぜひ一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです!
1. 強い「香り」(香水・化粧品・柔軟剤など)
ミツバチは触角で匂いを感知しており、非常に優れた嗅覚を持っています。仲間同士のフェロモンや花の蜜の香りを頼りに生きているため、人工的な強い香料やアルコールの匂いは、彼らを混乱させたり刺激したりしてしまいます。
養蜂場に入る前は、香水はもちろん、香りの強いシャンプーや日焼け止め、柔軟剤の使用もNG。無香料で整えておくのが基本です。
◎ 出発前の注意事項としても「シャンプーや化粧品の香り」について気を付けておいてね、とアナウンスがありました。
2. 「大きな音・強い振動」(大声・足音・衝撃)
ミツバチには人間のような耳はありませんが、足や触角を通じて空気の振動や巣箱への衝撃をものすごく敏感に感じ取っています。近くに飛んできたとき、怖くてつい「キャー!」と大声を出してしまいそうになりますが、実はその声にミツバチ自身が驚いてパニックになってしまいます。
巣箱の近くでドタバタと走ったり、巣箱に衝撃を与えたりするのも禁物。驚かせないよう、静かに落ち着いてゆっくり動くのが大切なマナーです。
◎ 怖くて反射的に声が出てしまう方は、刺激しないためにも巣箱に近づきすぎないのが安心です。ちなみに養蜂で広く親しまれている「西洋ミツバチ」は、本来とても穏やかな性格。危険を感じさせない接し方さえ守っていれば、むやみに刺してくることはありません。
3. 「悪天候・雷」(雨の前触れや気圧の急変)
普段はおだやかなミツバチたちも、雨の気配や雷の接近などで気圧が急変すると、ソワソワと警戒モードに入ります。大切な巣を守ろうとして興奮しやすくなるためです。
実際に現地でも、天候が崩れる前日はミツバチたちのピリピリとした警戒感がダイレクトに伝わってきました。 「あ、本当だ……! 今日は機嫌がよくない!」
頭で勉強していた知識と、目の前の光景がピタッと一致した瞬間でした。だからこそ、養蜂作業は「カラッと晴れた気持ちのいい日」に行うのが鉄則です。
4. 「黒色」(濃い色・天敵の色)
ミツバチの天敵であるクマやスズメバチは、黒や濃い茶色の体をしています。そのため、本能的に「黒いもの=敵」と認識して攻撃的になりやすい性質があります。
養蜂家さんが真っ白な作業着を着ているのは、暑さ対策だけでなく、ミツバチを刺激しないための大切な知恵。黒髪や黒い服、カメラのレンズカバーなどにも注意が必要です。
◎ 白い帽子をかぶるのも、黒髪を隠すための大切な対策です。現地からのインスタライブを配信した際、スマートフォンの黒いカメラレンズに向かってミツバチが体当たりしてきていましたよね。リアルタイムでご覧になった方は「あ!」とおわかりになったのではないでしょうか。身をもってその習性を実感した出来事でした。
では、いよいよフランス養蜂体験のエピソードを、出発前の準備から順に投稿していきますね。どうぞお楽しみに!
→ [リンク]

