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- 2026/02/12
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【ハチミツ】「レザベイユ・ショコラ」のはじまり(前編)~誕生するまでの背景~
Bonjour !
「レザベイユ・ショコラ」の開発に至るまでを遡って、ご紹介します。~誕生するまでの背景~・ブログは3部(前編・中編・後編)構成になります。
フランスに惹かれた理由
私は、パリでプロ職人(シェフパティシエやシェフブーランジェ)の方々をコンクール会場にご案内したり、コンクール作品を仕上げるための場所を準備したり、パリや地方の視察に同行させていただく仕事をしていました。
個人的には、昔からお菓子や料理が好きで、フランス語学科の大学時代には有名な洋菓子店やカフェでアルバイトをしたり、週末にはパティスリー巡りをしたりして過ごしていました。
1995年に大学を卒業し、製菓・製パンの原材料をフランスから輸入している会社に約5年間勤めさせていただく中で、自分自身がフランスの「食」に強く興味を持っていることに気づきました。
詳しく知りたいという気持ちが次第に強くなり、苦手だったフランス語を改めて学び直すことを決めました。
ホームステイから始まった暮らし
フランスの人の考え方や生活そのものにも惹かれ、留学にあたっては一人暮らしではなく、ホームステイを選びました。1999年、こうしてフランス人家庭との暮らしがパリでスタートします。
語学学校(パリ・カトリック学院)の授業はすべてフランス語。宿題も多く、部屋で過ごす時間も多い日々でしたが、暮らしの中でフランスの食文化に触れる機会が自然と増えていきました。
暮らしの中で知ったフランスの食
「ガレット・デ・ロワ」と呼ばれるフランス菓子を、パリの家庭で一緒に食べたこと。チョコレートが手土産として日常的に使われていること。
こうしたことを、特別な知識としてではなく、暮らしの中で知っていきました。
izumi ブログからもご紹介してあります。
→【ガレット・デ・ロワ】フランス菓子「ガレット・デ・ロワ」との出会い
一番好きな場所は、マダムのキッチン
ホームステイ先で特に印象深かったのは、マダムのキッチンです。週末ごとに友人を招いたり、招かれたりするフランス人たちの生活スタイルを、間近で見ることができた貴重な時間でした。
食へのこだわり、テーブルセッティング、もてなしの仕方やマナー。これらを大切にしているマダムと暮らすご縁に恵まれたからこそ知ることができた体験だと、最近になって改めて感じています。
こうした経験をもとに、2019年から「ターブルドット」という名前で、実体験を交えた勉強会形式のイベントも開催しています。
プロの現場で見たもの
ホームステイ生活と並行して、アテンドの仕事ではプロ職人たちの食へのこだわりや高いプロ意識に触れる機会にも恵まれました。ひとつの美味しいものが完成するまでのプロセスを間近で見て、その積み重ねに深く感動していました。
プロの職人同士(フランス人シェフパティシエと日本人シェフパティシエ)の通訳に関わる中で、専門用語を正しく理解した通訳をしたいという思いが強くなり、フランス菓子を体系的に学ぶためにFERRANDI(フェランディ)製菓専門学校へ通いました。
2002年にはCAPを取得しました。→ パリのホームステイと職人学校
今につながる想い
マルシェの野菜や果物、星付きレストランのメニュー、家庭料理。街のパティスリーやブーランジェリーを巡りながら感じる、食を通した季節の移ろい。
美味しい時間は幸せであり、食を大切にする考え方や生活があること、そして食には歴史や伝統があることを、フランスでの暮らしを通して教えてもらいました。
今でもステイ先のファミリーとは家族のような信頼関係でつながっています。パリの滞在先は、私にとってもう一つの実家のような存在です。
ものづくりの土台として
レザベイユに並ぶ製品の多くは、2000年頃から続いているものばかりです。当時から今まで変わらず私の心の支えでいてくださっている親しいシェフたちは、今を代表するシェフでもあります。
こうしたさまざまな経験と出会いが、後のものづくりの土台となっています。そして「レザベイユ・ショコラ」は、フランスと日本、チョコレートとハチミツ、プロのこだわり、数多くの出会いから生まれた完成品です。
これらのフランスで過ごした時間と出会いは、私の中で静かに積み重なって「いつしか形にしたい想い」へとなっていったように感じています。レザベイユの製品づくりの考え方やこだわりは、このようなフランス体験につながっているものばかりです。
次回は、こうした背景の先に生まれた「レザベイユ・ショコラ」の具体的な開発秘話について綴りたいと思います。
※ 明日よりリンク → 【ハチミツ】「レザベイユ・ショコラ」誕生のはじまり ― 6つのハチミツが、ひと箱になるまでー

