Blog商品コラム
- 2024/01/03
- フランス文化
- お菓子
【フランス伝統菓子】「ガレット・デ・ロワ」とは -1月を祝う、フランス菓子-
Bonjour !
「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」は、私(izumi) にとって、特に思い入れのあるお菓子です。
今までにも izumi ブログでも取り上げてあります。
シンプルで美味しい。味も歴史も奥が深いお菓子。色んな方面から取り上げたいテーマです。さて、「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」のことについてご紹介させていただきます。
「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」とは?
「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」は、フランス人なら誰でも知っている大人気の伝統的なお菓子のひとつです。だけども、年中あるものではなくて「1月だけに登場する季節ならでは」のフランス伝統菓子です。
フランスには*1月6日にエピファニー(Epiphanie 公現祭)に結びついているフランス菓子です。
→ 商品コラム【フェーヴ】ガレット・デ・ロワで祝う「Epiphanieエピファニー」とは?
一回ではなく、何度も!
フランスでは、このお菓子を1月に食べます。それも、一回ではなく、何度も食べる習慣があります。
カトリック行事と結びついているお菓子ですが、その祝日に「1回きりではなく、なんどもたべる!」という点については、クリスマスケーキとの大きな違いの一つだといえるでしょう。
生地の種類
お菓子の生地はパートフイユテ(パイ生地)。この中パイ生地の中に、アーモンドのクリームまたはフランジパーヌが入っています。フランジパーヌがどのようなクリームかというと、クレーム・ダマンド(アーモンドのクリーム)とクレームパティシエール(カスタードクリーム)を合わせたクリームのこと。
ここでは、パイ生地のものを紹介していますが、フランスの南部ではパイ生地よりブリオッシュ生地(パン生地)が主流です。こちらについては、またの機会に取り上げます。*「ガレット・デ・ロワ」はパイ生地?ブリオッシュ生地?(後日リンク)
菓子名:Galette des Rois ガレット・デ・ロワ
地方:フランス全土
この習慣は、パリだけではなくて、フランス全土で行われている盛大なお楽しみ!だからスーパーでも、ブーランジェリー(パン屋)パティスリー(お菓子屋)にも、1月のウィンドーはこのようにズラリと並びます。
「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」の意味
・Galette とは、円形に平たく焼いてあるお菓子の総称
・des Rois ロワ は「王様」という意味(des 複数形を表す冠詞)
直訳したら、「王様のガレット=丸形の菓子」
フランスの1月に食べる習慣のお菓子。日本に置き換えると、お正月のお楽しみとして一つのものを皆で囲んで分け合って食べる「おせち」のような存在にあたるでしょうか。クリスマスケーキよりも人気のある季節を感じられるお菓子です。
最近のスーパーでは1月を待てずに12月から店頭に並びます。この時期は「ガレット・デ・ロワ」が主役!手前のウィンドーも「ガレット・デ・ロワ」一色!
新年を「ガレット・デ・ロワ」で占う
このお菓子の中には「フェーヴ」と呼ばれる小さな飾りが隠してあり、遊び心と共に新年を祝います。
・フェーヴについて詳しくはコチラのコラムでご紹介 → 【フェーヴ】フェーヴ(Fève)とは?
1月に楽しまれている「ガレット・デ・ロワ」は、あちらこちらで何度も食べる機会に恵まれます。学校や会社のオフィスでも「お菓子と遊び感覚」を愉しむものだから、フランス人なら誰でも知っています。
フェーヴが当たるかどうかを愉しむ習慣は、日本の「おみくじ」(=運試し)のように、季節と運試しを楽しむ文化として親しまれています。「ガレット・デ・ロワ」は、仲間と過ごした楽しい思い出が生まれる素敵な文化のある特別なフランス菓子です。
伝統的な切り分け方など、詳しい楽しみ方は別記事で紹介しています。 → 【フランス伝統菓子】フランスの1月を彩る菓子「ガレット・デ・ロワ」の楽しみ方
仲間たちと一つのお菓子を囲み、会話を楽しむ習慣は、食事の時間そのものを大切にするフランスの食文化にも通じています。「ガレット・デ・ロワ」は和気あいあいとした時間を象徴するフランスらしいお菓子だと感じています。
これからも、フランス生活体験やマダムとの暮らしからのエピソードも交えて、順にさらに詳しくご紹介していく予定です。楽しみにして頂けると幸いです。merci
・「Galette des Roisガレット・デ・ロワ(お菓子)について」
・「フランスの家庭から教えてもらった伝統的な食べ方」
・「ガレット・デ・ロワのレシピ」

