Blogizumiブログ
- 2021/11/20
- 食べもの
パリ家庭で過ごしたクリスマス
Bonjour ! 今年もクリスマスが近づいてきました。
先日の店舗イベント「ターブルドット」では、フランスのクリスマスの様子をテーマに、パリの様子や家庭の様子、実際にどんな風に過ごしたのかをご覧いただいたり、フランスのビデオなどを使って、アルザスとプロヴァンスの違いや食べ物などについてもご紹介させて頂いたところです。
さて、こちらは12月24日の夜のテーブルセッティング時の写真。
いつものキッチンcuisine(キュイズィーヌ)とは違って、cuisine-salle a manger ダイニングキッチンのセッティングの様子です。
家に来客があるときは、キッチンではなくダイニングテーブルの方に用意をしてお迎えをしています。そして、クリスマス・イヴのセッティングもこちらでした。
私がマダムと一緒にクリスマス・ミサへ向かったのは2013年が初めてのことでした。
渡仏した99年は、日本人の私は興味がないだろうと思われてしまっていてミサに誘われることはなくて。その後の年は、なんだかんだとタイミングが合わない年が続き。
ようやく一緒に参加できた日はとても感動しました。
こちらはパネトーネ。ミカンを飾ってみました。
ミサから帰る時間は夜中。寒いので身体が冷えます。だから「ミサから戻ったらホットショコラを飲むのが習慣なのよ」と教えてくれたマダム。
他の家庭はわかりませんが、こちらが24日のテーブルセッティングの様子。 ホット・ショコラは、フランス語でChocolat chaud ショコラ・ショ。
日本でいうココアより、ずっと濃厚です。チョコレートを溶かしたようなどろどろした飲み物。最初はビックリしましたが独特な感じがフランスらしい。記憶に残る飲み物です。
*レシピ紹介 → 本場フランスのChocolat Chaud ショコラ・ショのレシピ♪
この日のミサの席で、マダムと交わした会話がありまして、今でも忘れられない言葉があります。それは、
私の後ろに座っていたいたマダムからトントンと肩を叩かれて声をかけられて、
Madame「izumiがパリに住み始めて何年?」
Izumi 「99年からだから・・・14年かな」
Madame 「フランスは、もう、貴方の国でもあるわね。」votre pays
Izumi 「 oui … merci 」
このミサの中で夜中12時を過ぎて迎えるのが 12月25日のクリスマス。
翌日のクリスマスの日には、クリスマスを祝う食事をマダムや従弟たちと準備。その時の クリスマス料理やプレゼント交換の様子については、またの機会に。(後日リンク)
A bientot !