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2020/11/18
はちみつ
商品紹介
コラム

【ハチミツ】はちみつの成分は?

 

 

Bonjour !  今日は「はちみつの成分」について。

ご存知なこともあると思いますが、おさらいを兼ねてご覧ください。

 

ハチミツとは、「【ハチミツ】はちみつって何?」でもご紹介しましたとおり『ミツバチが作る自然食品』です。

 

花の蜜や植物の分泌物をミツバチが集めて、特殊なものに作りかえた物質のことをさし、液状、粘度のある液状、あるいは結晶状をしています。結晶についてはコチラへ 【ハチミツ】TEXTUREテクスチュールの変化・結晶化について

 

※花の蜜とは、花の中に存在している蜜槽(みつそう)腺から作られる甘い汁のこと。 どのように蜜を集めているのか(後日リンク)ミツバチについて(後日リンク)

【ハチミツ】はちみつの成分は?
花蜜を集めているミツバチ

 

 

花の蜜には水分80%とショ糖20%が含まれています。

 

ミツバチは、この汁の水分を蒸発させて水分値を下げながら、唾液の酵素作用によって単糖類(グルコース、レブロース、デクストロースなど)に作り変えていきます。

 

こうしてミツバチによって作り変えられた完成品がMIELミエル(天然ハチミツ)。

 

このMIELの成分は、水分がおよそ20%で糖分が80%(ハチミツ製造について後日リンク)

 

このように、水分と糖分値だけを比較しても、花の蜜とは大きく違うことがわかります。

【ハチミツ】はちみつの成分は?

 

 

この様に水分値が大変低いことから、ハチミツの中では菌が生存できません。

 

このことから、ハチミツの中に食べ物や水分が入らない限り、ハチミツは変化しない食べ物であり、腐敗することはなく、賞味期限としては半永久とさえいわれています。そして、

 

その殺菌力によって、舐めるだけでも喉のケアになり、食べ物の保存のためにも使われます。

 

乾燥も防ぐので風邪予防になるほか、ハチミツの保湿力を活かして化粧品に利用されたりもしています。(風邪予防などのご紹介は後日詳しくリンク)(化粧品への応用は後日詳しくします)

【ハチミツ】はちみつの成分は?

 

 

栄養価が高く、単糖類は人体に直接吸収されるものなので、ハチミツは人間にとって素晴らしいエネルギー源と言われています。(栄養価については後日リンク)

 

他には、ヨーロッパでは古くからハチミツを貴重なものとして扱われており、歴史的に神に捧げるものとして儀式の中で扱われていた資料も残っています。

 

また、昔から薬としても利用されてきたもので、特に、やけどをしたときに塗ると、跡が残りにくいと言われています。(ハチミツに関わる歴史は後日リンク)(火傷への使い方や効果については実体験も含めてご紹介して後日リンク)(ヨーロッパにおける効能紹介は後日リンク)

 

このようにヨーロッパでは生活に溶け込んでいる身近な食べ物であり、中でもハチミツ唯一の特徴としては、「人には決して作ることができない食物であること。自然・植物とミツバチの活動の中から作りだされる特殊な物質、自然食品であること」であると言えます。(ミツバチの活動は後日詳しくリンク)

【ハチミツ】はちみつの成分は?
結晶状になるのは自然なこと。そのままパンにつけて美味しいエネルギー補給。

成分:composition

        炭水化物       Glucides ..................... 80.3g

         糖質                                                75%

                            Fructose.......................41%

                               フラクトース(=レビュローズ:果糖

                           Glucose....................... 33.5%

                               グルコース(ぶどう糖)

                           Saccharose...................  2%  

                               サッカローズ

                           Dextrine et maltose....... 1,5%

                               デキストリン・マルトーズ

                           Autres sucre.................  微量

                              その他の糖

         水分                                                  17           

         その他           プロチド・有機物・ミネラル分(カルシウム・マグネシウム)など

        

[水分]:天然ハチミツの場合、水分が21%以上含まれることはありません。例外としてヒースのハチミツはMAX23%。

※弊社調べにおいて、サパン(もみの木)の天然ハチミツの水分は21%を超えていたことがありました。この時は、水分以外の成分から総合的に判断をして「天然ハチミツである」と公的分析機関より証明していただいたことがあります。

[糖分]:天然のもので生きているから酵母を含んでいる。生きているから凝固し、色が濃くなることがあります。そして、その効力が変化することはないと言われています。

【ハチミツ】はちみつの成分は?
パリ郊外のケレンマン公園に設置している巣箱

ミツバチのこと、ミツバチたちが創り出す産物について、ハチミツ以外のことも詳しくご紹介していきます。ハチミツの歴史やミツバチと自然の関りについてなど、ご一緒にお楽しみください。

(ハチミツの歴史については後日リンク)(ミツバチの歴史については後日リンク)(ミツバチと自然との関りについて後日リンク)(ハチミツ以外の産物について後日リンク)

どうやって、天然はちみつとそうではないものを見分けたらよいのか。いろんな疑問にお答えしていきたいと思います。(天然ハチミツと呼べるハチミツの特徴は何?は後日リンク)

 

ハチミツの成分については、こちらでもご紹介してあります。良かったらご覧ください ☞ 【ハチミツ】「花の蜜」と「ハチミツ」の成分・糖分の違い・ミツバチが持つ酵素

a bientot ! 

 

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