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- 2025/01/24
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【ハチミツ】TOURNESOL ミエル トゥルヌソル(西洋ひまわり)はちみつの特徴
Bonjour !
ここでは「トゥルヌソル(西洋ひまわり)のハチミツ」について、ご紹介します。
さて、随分前になりますが、パリ13区にあったハチミツ専門店「Les Abeilles レザベイユ」の店主ジャンジャック氏が、このようなポケットサイズの参考書を作成したことがありました(2009年)。

「Les Abeilles (レザベイユ)」で販売もしていたので、購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この中では、次のような書き方でハチミツを1種類ずつ説明してあります。
・ Vérité :種類
・ Nom botanique :学名
・ Ressource :蜜源
・ Type de couleur :色
・ Texture :組成
・ Gout :味
・ Provenance :主な採蜜地
・ Indications thérapeutiques :効能(治療) *アピセラピーとは
ハチミツごとに、上記の順番で説明が書いてあります。
「トゥルヌソル(西洋ひまわり)のハチミツ」
種類 :Miel de Tournesol
植物学名 :Hélianthus anmais
※蜜源についての資料はコチラ → 後日リンク

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Nectar :花蜜
Jaune d'Or :黄金色
Ferme :堅い
Très doux :とてもやわらかい
Toutes régions France :フランス全土
Voies hépatique : 肝臓 *アピセラピーとは
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フランスでは、早くからハチミツの効能にも注目がされていて「アピセラピー」と呼ばれる研究が進んでいます。

「トゥルヌソル(西洋ひまわり)のハチミツの特徴」説明まとめ
トゥルヌソル(西洋ひまわり)の色
明るい黄金色、カナリアイエロー、または、オレンジ色
トゥルヌソル(西洋ひまわり)のはちみつのテクスチュール
採取してすぐは他のハチミツ同様に液状をしていますが、結晶化は早く進む種類のはちみつ。結晶化する際の粒子は大きめのザクザクした食感になる特徴があります。お菓子のようにザラっとした食感を愉しめるはちみつです。
*結晶化とは → 【ハチミツ】TEXTUREテクスチュールの変化・結晶化について

トゥルヌソル(西洋ひまわり)のはちみつの香り
花粉そのものは強い香りを持っていますが、ハチミツになると見た目ほどの香りの強さはありません。初めに植物の匂いがしてほのかにフルーティーな香りのあるミエル。
トゥルヌソル(西洋ひまわり)のはちみつの味
味は心地よい甘さがあり、軽やかな味わい。芳香は強くはありませんが、しっかりした存在感のある味をしています。フランスの広範囲で採取されており、地方ごとの土地や気候の影響による違いもあらわれます。バターとの相性が良い味。

結晶化したときの鮮やかな黄金色が印象的なハチミツは、新鮮なバターを彷彿とさせるような色調をしています。
トーストに、バターと一緒に塗って頂くのがお勧め。実際に、キャラメルにも似た味わいがお愉しみいただけます。
西洋ひまわりは(菜種に次ぐ面積で2番目に大きい油糧種子作物)は、良質の食用油が豊富な種子、動物の飼料、バイオ燃料の生産のためにフランスでは広く栽培されている植物です。主な生産地域は南西部(アキテーヌ地方北部、ミディ・ピレネー地方、ラングドックなど)。
一面に咲くひまわり畑やゴッホの絵画を思い描きながら、フランスハチミツをお愉しみください。ハチミツ選びのご参考にしていただけると幸い。Merci

