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2021/02/13
はちみつ
商品紹介
コラム

【ハチミツ】はちみつの選び方

Bonjour ! 

こちらでは、店舗でもよく質問される内容から

「はちみつの選び方について」について

 

 

ハチミツは、

・色

・味

・香

これらは、蜜源となっている花や植物の種類によってさまざま。けれど「文字で伝わらないもの」なので、やはり実際に召し上がってみていただきたいものです。

 

このことから、レザベイユ南青山の店舗では、全ての味をご試食して頂けるように準備してあります。追及すれば、体調や気候や季節によっても感じ方は違ってきますが、テイスティングは遠慮なくして頂きたいと思っています。新しい味を知るだけでも素敵な発見です。

 

 

食べ物の好みは違って当たり前ですし、自分で選ぶのが一番!普段の食生活も影響してくるものでしょう。癖があるものが好きな方、苦手な方、違いを知るだけでも楽しい時間です♪

 

 

私自身がパリのハチミツ専門店で試食するまで「はちみつ=甘いもの」と一色淡に思っていました。だから”こんなに違いがあるとは知らなかった”と目からうろこで。本当に驚いたものです。

 

 

そうはいっても、種類が沢山あるだけに、どれから試したらよいかも迷いますよね。以下をご参考にされながら「まずは、テイスティングにチャレンジ!」して頂けると幸いです。

 

 

【ハチミツ】はちみつの選び方

 

一般に、白に近い明るい色<アカシアフランボワジエ(木いちご)>はやさしい味です。

【ハチミツ】はちみつの選び方
アカシアの花のはちみつ
【ハチミツ】はちみつの選び方
フランボワジエ(木苺の花)のはちみつ

 

黒に近く濃い色<フォレ(森の植物)もみの木>の味は強めだとお考えください。

色が濃い=ミネラルがより豊富なもの

味の好みは別として考えるなら貧血気味な方へオススメです(栄養については後日リンク)味についてもお好みの範囲だと良い種類です。私個人的には、このようなシッカリ味も好みの範囲です。

 

【ハチミツ】はちみつの選び方
フォレ(森の植物)のはちみつ
【ハチミツ】はちみつの選び方
サパン(もみの木)のハチミツ

 

 

特にサパン(もみの木)は希少価値が非常に高い種類です。普段から高値で取引をされています。蜜源が「花の蜜ではない種類」のひとつです。

ハチミツは花の蜜からのものだけではなくて、木の樹液由来ものもあるハチミツ。

このような種類の代表的なハチミツは、sapin:サパン(モミの木)、pin :パン(松)、chene(柏の木=オーク)など)。この中で、特に希少価値の高いハチミツとしては「Sapinサパン」が有名です。詳しくはコチラ【ハチミツ】はちみつって何?

 

一方で、香りや甘みの強さは色に比例しないものもあります。

例えば、色が明るくても香りの強い<ラヴェンダー>のはちみつ

【ハチミツ】はちみつの選び方
ラヴァンド(ラヴェンダー)の花のはちみつ

 

個性的な香り<ピッサンリ(西洋タンポポ)>というものも存在しています。※現在、当店では販売していません

過去に扱っていたことがあるのですが、かなり強烈なにおいがします。香りというより、におい。私の個人的な印象では菊の花をつぶした時のような感じです。においと味は違うのですが「わっ」と仰け反る方も(笑)。販売というよりは、違いを愉しむ意味で少しの間だけ扱っておりました。

香りや味の面では敬遠されるのですが、タンポポには利尿作用があると言われます(効能については後日リンク)。フランス語でpissenlitピサンリ。この語源は pisse + en + lit (=pisse おしっこ en lit ベッドの上)

フランう語で「寝小便・おねしょ」と呼ばれる花=タンポポ  

 

 

 

そして、

苦みのあるシャテニエ(栗の花)のはちみつ

癖があるので、色々とテイスティングされるときは最後に召し上がることをお勧めします。先に食べてしまうと他のハチミツの味(繊細な味の種類のもの)がわからなくなってしまうのでね。

【ハチミツ】はちみつの選び方
シャテニエ(栗の花)のはちみつ

色々とお試し頂いて新しい発見をして頂きながら、ご自身のお好みの味と香りを見つけて頂けると嬉しく思います。

ご来店を心よりお待ちしております。

【ハチミツ】はちみつの選び方
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