Blogizumiブログ
- 2026/08/25
- フランス文化
- フランス旅
パリからつながる歴史あるハチミツ専門会社「Apidis社」を訪ねて【フランス養蜂体験記②】
Bonjour !
ここでは、養蜂場の様子をご紹介する前に、今回お世話になった会社の紹介を少しだけさせていただきます。
Apidis(アピディス)社とは?
Apidis SAS(Apiculture Production Innovation Distribution)は、厳選されたハチミツやミツバチ製品の生産・充填・販売を専門とする、1890年から続く歴史あるファミリー企業(ペルノー家)です。
現在は、伝統的生産用の3,000箱と有機生産用の約1,000箱を含む、計4,000箱以上の移動用巣箱を管理していて、フランス産ハチミツの最も重要な生産者のひとつでもあります。 自社で生産するだけでなく、フランス全土の養蜂家たちとのネットワークを持ち、ハチミツ問屋のような役割も果たしているのが特徴です。
各地のパートナー(約100名の養蜂家たち)と連携し、多種多様なハチミツの買取、品質管理、充填、そして卸や販売までを一手に引き受けています。その数はなんと25〜30種類、年間1,000トン以上!フランス国内だけでなく海外へも届けています。
【Les Abeilles レザベイユ】との深いつながり
実は、私たち「レザベイユ南青山」の原点である、パリ13区にあった店舗【Les Abeilles レザベイユ】とも、昔から深い繋がりがありました。
パリにあった 「Les Abeilles レザベイユ」は、「高品質なハチミツを種類豊富に揃える」というスタイルをいち早く取り入れ、地方でしか手に入らない珍しいハチミツも豊富に並べてパリで販売していました。 その豊かなラインナップを支えていたのがApidis社です。
そして今も、当時と変わらずに「種類豊富なハチミツを揃えたい」という私たちの拘りへの理解とご協力をいただいて、南青山のお店にハチミツが届けられています。
不思議な「ご縁」と温かいおもてなし
現在、Apidis社は第5世代にあたるトーマス(Thomas)社長が代表を務めていらっしゃいます。実はもう一つ不思議な縁があって、私が渡仏する前(1995-1999年)に勤務していた「日仏商事株式会社」が、現在Apidis社のハチミツを輸入・卸しています。当時はハチミツの取り扱いはありませんでしたが、巡り巡って今こうして繋がっているなんて、とても感慨深いものです。
今回の養蜂研修についてもご理解とご協力をいただき、Apidis社での養蜂研修計画がスムーズに決まりました。
以前に訪問させて頂いた際は、工場案内をしてくださり、今回の養蜂作業においても事前準備から滞在中のサポートまで大変お世話になりました。単なるビジネスの枠を超えて、フランス文化や地方の特色をいつも丁寧に教えてくださるトーマス社長。前回もそうでしたが、今回も食事をご一緒する機会をつくってくださり、まるでファミリーのように温かく迎えていただきました。
タフだけど宝物になった一週間
朝8時から夕方17時まで続く一週間の養蜂作業は、体力的にはギリギリ!仕事を終えてホテルに戻ると動けなくなるほどタフな毎日でした(笑)。 でも、陽気で親切な養蜂メンバーと一緒に汗を流した時間は、私にとって一生の宝物になる貴重な経験になりました。温かく迎えてくださったフランスの皆さまへの感謝の気持ちを込めて、ブログにご紹介させていただいています。
(Dijonの豊かな食文化や美しい街並みの写真は、また次の機会にたっぷりご紹介しますね!)
※以前インスタライブでも配信した、Anjou(アンジュ)地方(中心都市 Angersアンジェ)にある日仏商事さんの素敵なワイナリー訪問の様子も、近いうちにブログで詳しくご紹介したいと思います!
さて、いよいよ私が実際に作業をした養蜂場所へご案内します!
どんな場所で、どんな作業が待っているのか、期待と少しの緊張感が膨らみます。
次回のブログ予告
『プロの現場で大発見!専門的な養蜂道具【養蜂体験記③】』
どこへ向かうのかも分からないまま車に揺られ、ついに到着した養蜂現場。いざ作業を始めるために着用した憧れのブルゾン(防護服)は、ミツバチを侵入させないために工夫されていて、実際に身に着けてみて気づける発見がたくさんありました。そして、現場で手にしたプロ用道具たちは、はじめて目にするものばかり……。
例えば、巣箱の1段目と2段目で役割を分けるための「Grille à reine(隔王板)」や、ミツバチを落ち着かせるための「Enfumoir(燻煙器)」など、昔からの知恵が詰まった専門道具の数々をご紹介します。
そして、作業中にムッシューが見せてくれた、クスッと笑える可愛らしい一幕……(笑)!
ぜひ、次回の更新も楽しみにしていてくださいね! merci

