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- 2023/06/20
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【プロポリス】プロポリスの語源は?
Bonjour!
ここでは「プロポリス」の語源についてのご紹介です。
プロポリスについては別のコラム(【プロポリス】プロポリスって何? 【プロポリス】プロポリスにも色々ある?)で取り上げてありますので、ここでは「名前の由来について」のおはなしです。さて、
「PROPOLIS プロポリス」という単語は聞いたことありますか。
近年、自然由来の力を活用しながら健康管理をすることへ関心が高まってきています。「プロポリス」も、その中のひとつとして、少しずつ認知されるてきたように感じています。いかがでしょうか。
「プロポリス」は、聞いたことあるけど…なにか知らない。という人がきっと多いでしょう。「プロポリス」は、「ハチミツ」とは違う物質で、こちらもミツバチが作り出している特殊な物質です。
「プロポリスエキス」という商品は、純度を高く「プロポリス」を抽出した液体なので、上の写真とは違っています。上の写真は、プロポリスを含んでいる物質です。ミツバチによる巣箱の中の生産物のひとつ。
そして、純度を高く抽出したものがコチラ → プロポリスエキス(スポイド式)30ml
ミツバチたちは「プロポリス」を巣箱の壁に塗り付けることで、微生物の繁殖に向かない環境を作りあげます。何故かというと、
プロポリスはミツバチたち自身のためにも重要な物質で、自分たちの身を守るために作り出す物質で、「釉薬」「殺菌性ニス」「抗酸化性物質」「抗生物質の一種」といわれています。
このように、プロポリスは、ねばねばしている物質です。ミツバチは「プロポリス」を巣に塗って固定することに利用したり、穴を塞ぐなど、セメントのように使います。
語源になったと言われているのは、以下の2つ
先の説明で取り上げたように、巣箱の入り口には「ハチミツ」とは違う茶色の物質が見られます。
語源の1つは、町の入り口という意味:≪pro(先) - polis(町)(プロポリス)
ギリシャ人が、ある種のミツバチが巣を保護するために植物性樹脂で巣箱の入口を狭くしていることを見つけました。ミツバチにとっての町の入り口=先頭 にあるものがPROOLIS(プロポリス)
こうして、≪pro(先) - polis(町)(プロポリス)= 町の先頭(入口)≫ が、巣箱を守る役割を果たしていることから、その物質のことを「プロポリス」と呼ぶようになったと言われています。
もう1つの語源は、「磨く」という意味
最初に少し書いたようにプロポリスは「抗酸化性物質」「抗生物質の一種」でありながら「釉薬」「殺菌性ニス」でもあります。
ラテン語の動詞 ≪propolire:polir(磨く)enduire(塗る)≫ という言葉が由来となって、PROPOLIS プロポリスと呼ぶようになったとも言われています。
私はハチミツに関わるまで「プロポリス」は単語すら知りませんでした。
美味しいハチミツを紹介してもらったことをキッカケに、天然はちみつの専門店(パリ13区にあった「Les Abeilles レザベイユ」)と出会って、さらには「プロポリス」というものについて教わり、その後、プロポリス商品の製造元を訪れる道のりへと繋がりました。
そして、知れば知るほど「神秘的」だとわかってきまして、実際にプロポリスの商品を自分自身で使ってみたところ「コレは、多くの方に勧めたい素晴らしいアピセラピー商品」だと感動して今に至ります。
アピセラピーの語源 :<Api :アピ(ラテン語)ミツバチ> <Therapie:セラピー(治療)>
ヨーロッパでは、古来よりミツバチと関わってきた深い歴史があり、養蜂技術や知識は日常生活における健康食品としても日本より浸透していて、アピセラピー製品の研究などは、随分早くから進められてきました。
*【アピセラピー】L’APITHERAPIE アピセラピーとは
こうして、ご紹介させて頂いているプロポリス関連の資料は、レザベイユ南青山の店内に並んでいる製品の製造元(フランス・プロポリス専門会社)のご協力によるものです。
西洋ミツバチの養蜂が紀元前から盛んであったヨーロッパにおいて、プロポリスの発見は日本より早い。アピセラピー(ミツバチが作り出す物質を利用した療法)が歴史的に存在している国だから、その発見と研究が日本よりも進んでいることは、ごく自然なことでしょう。
実際、「プロポリス」というものは、ヨーロッパから日本にその存在が伝えられたことから、日本でも知られるようになった物質。そして、現代科学においても未知の部分が多い特殊な物質だそうです。
日本ミツバチは西洋ミツバチと違って、殆どプロポリスを創り出さないそうです。このことから、日本では発見が遅れたともきいています。同じ呼び方の生き物であっても、
「ミツバチ」は、その種類によって性格や生産物に様々な違いがあるようです。
「西洋ミツバチの穏やかな性格」や「西洋ミツバチのハチミツ生産量」から、養蜂に適している種類のミツバチであることが理解できます。きっと生息しているミツバチの性質が幸いし、西洋では紀元前から養蜂が始まり、ミツバチと人の歴史が深く結びついて今に至るのでしょう。