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フランスの地方菓子【Sucre de pomme de Rouen　シュクル・ド・ポム・ド・ルアン】

Bonjour ! 先日よりインスタグラムの方へ「フランス地方菓子シリーズ」構成数10　を@la_ruche_officiel ページへ掲載しています。

ここでは、フェーヴ(磁器製）のモチーフとなっている「地方菓子」の説明をさせて頂きます。良かったら合わせてお楽しみください。

こちらのシリーズは2000年頃のものです。フェーヴからフランスを知ることができるとわかって、私自身がフェーヴに興味を持つきっかけとなった愛着あるコレクションです。お披露目できる機会ができて嬉しい限り。この後８種類のお菓子を載せていきます。

では早速、本日のフェーヴ「地方菓子」について

菓子名：Sucre de pomme de Rouen シュクル・ド・ポム・ド・ルアン

地方：Normandie ノルマンディー　Rouen　ルアン（ルーアン）

Sucre de pomme de Rouen シュクル・ド・ポム・ド・ルアン

地方は「フランス地図フェーヴ」でいうなら4番目のパズルです。組み立てた状態をご覧になっていただくと地方の位置を把握していただけます。

フランス地図フェーヴ Normandie についての説明も載せています　ノルマンディーの場所

名産品りんご　Normandie ノルマンディー

Rouen ルアン（ルーアン）市のあるノルマンディー地方の銘菓。りんごの搾り汁に糖液を加えて作った棒状の飴。

筒状をしています。巻いてある艶のある紙包みを広げると中から黄金色の飴が出てきます。形が棒状なのが印象的。地方ならでは銘菓は、古くからフランス人たちに愛され続けています。

私がノルマンディーを最初に訪れたのは2001年の夏。渡仏から２年過ぎた頃、福岡の幼馴染みがパリまで会いに来てくれたことがありました。そして、彼女の行きたい場所リクエストだったことがきっかけです。

写真は、この時に入ったコンフィズリーで撮影したもの。銘菓のことは知らずに訪れていましたけれど、自然と惹かれました。

リボン付きでが棒状の束。シンプルながらゴールドの印字も印象的。

当時は、何の歴史も由来も知らずに購入しましたけど、この包み方が印象的で手にとりました。クルっと束にして巻いてあるリボンも可愛らしい。素敵なラッピング。

折角なので、その時2001年頃に撮影したノルマンディーの海辺写真もどうぞ。

2001年頃に撮影　ノルマンディー地方

一緒にNormandieを訪れた幼馴染みの彼女と私の共通の趣味はピアノ。連弾したり、発表会に出たり。同じピアノの先生のところへ通っていました。後に、彼女は音楽の道へ進学し、高校卒業後は福岡を出てアメリカへ留学しました。早くから夢に向かって進んでいく姿は刺激になりました。

そんな彼女がパリに来て行きたい先としてリクエストされたのがNormandieノルマンディー。「作曲家サティの故郷を訪ねてみたい」という理由でした。「それはイイね！」とふたつ返事で「OK＝D'accord ダコー！」

こうしてパリからレンタカーで向かったのが、私にとって初めてのノルマンディー訪問でした。

りんごは素材の特徴・形状やリボンはこの飴の大事な特徴

当時、プロ職人のアテンド仕事をしていたこともありまして「Sucre de Pomme」を見つけたときは「これは何だろう。どんなお菓子なのかな」と興味深々で購入したことを覚えています。

随分前のことですけど「確か撮影していたはず！」と思い出してSucre de Pomme　シュクレ・ド・ポムの写真を探してみました。見つけられて良かった～。

こんなこともあり「地方菓子」フェーヴは気に入っているコレクションです。旅行写真やエピソードも、またの機会にご覧になっていただけると嬉しいです。

ご拝読、ありがとうございました。Merci！

次のお菓子もお楽しみに♪　

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