Atelierワークショップ

2024/03/29

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より

Bonjour!レザベイユ 南青山です。

 

2024年2月17日、まだ寒さが残る土曜日の朝。ターブル・ドット 第29回【2月の祝日は「 Crêpes クレープ」】店舗にて開催しました。

 ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。Merci! 

 

「クレープ」をテーマにした開催は初めてだったので、私たちスタッフも“どんな内容になるのだろうか”と新たな発見を楽しみにしながら当日を迎えました。

 

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より
ペーパーナフキンもフランス製をご用意♡

 

「素敵なサプライズをご用意したいなぁ」そんな構想からizumiの準備はスタート

そして、当日に用意されていたサプライズは♪

 

 

フランス本場の味

『 izumiと長くお付き合いのあるクレープ専門店「LE BRETAGNE  ル・ブルターニュ」様のご協力による2種類のクレープ生地!食べて頂きたいのは本場の味!』

 

フランス本場のクレープが味わえるクレープ専門のレストランとして知られる「ル・ブルターニュ」は神楽坂に本店がある人気店。きっと、ご存知の方も多いでしょう。

 

そのクレープ生地が味わえるサプライズに皆さま大喜び!

「え~♪ほんとに?!」

喜びいっぱいの笑顔♡ こうして、後半の実食を楽しみにしながらクレープの勉強会スタート♪

 

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より
2種類クレープ生地

 

◆ 2月2日「シャンデレール(Chandeleur)」クレープの日

まず、フランスの習慣についての紹介。

 

日本ではあまり知られていませんが、2月2日の「シャンデレール(Chandeleur)」と呼ばれる日にクレープを焼いて、家族や友人たちと食べる習慣があるそうです。せっかくなら季節を合わせた開催にしよう!ということで2月開催となりました。

 

 

それにしても、なぜその日にクレープを食べるようになったのでしょうか?

諸説あるようですが、イエス・キリストに纏わる言い伝えや歴史がわかる画像を使ったizumiの解説によりクレープについて紐解きながらの時間。こちらについては、izumi-blog へ(後日リンク)

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より

 

2月のフランスは家庭でクレープを焼く

2月は、家庭でクレープを焼くそうです。食べる目的だけではなく、遊び感覚でクレープを愉しむ2月の行事。その生地をひっくり返して運試し!をするそうです。

 

左手に金貨を握りながら、右手にフライパンを持ってクレープをうまくひっくり返せたら、その年は幸運に恵まれるといわれているらしい。

 

実際に、izumiがパリでホームステイしていたときのエピソードでは、当時13歳だった三男と一緒にクレープを焼いたときの話や写真などは旅行では知ることができないパリ生活の一場面を愉しみました♪

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より

◆パリの老舗クレープリー「crêperie du Josselin ジョスラン」

 

カウンターに山積みになっているのは、焼き上がったクレープの生地。賑わう店内♪クレープが焼ける美味しそうな匂いが漂ってきそうな専門店。クレープ専門店はクレープリーというそうです。

 

ブルターニュ地方から仕事を探してパリにやってくる人たちが到着する駅がモンパルナス。そのようなこともあって、この駅の周辺にはブルターニュの人々が経営しているクレープリーが多くあるそうです。

 

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より

 

99年からホームステイのパリ生活を始めてからは、ブルターニュ出身の親友が連れて行ってくれた老舗クレープリーが「crêperie du Josselin ジョスラン」だったそうです。当時から変わらない店は、思い出のある場所にもなっているとか。

 

 

日本でクレープといえば「ホイップクリームがサンドしてある甘いおやつ」のイメージですが、フランスでは食事として存在していて生地や具材の違いに驚きました。

 

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より
モンパルナスのクレープリー「Josselin ジョスラン」

 

ちなみにizumiのクレープデビューは今から30年も前。学生時に短期滞在したブルターニュ地方「Nantesナント」で過ごしたときだそうです。

 

◆izumi定番のクレープレシピのご紹介

簡単に出来るizumiオススメの定番レシピをご紹介しました。レシピはコチラ(後日リンク)

 

フランスの動画を見ながら本場の雰囲気を垣間見ながら、学んだあと、いざ実食へ。

izumiが愛用している私物クレープパン(クレープ専用フライパン)で生地を温めて召し上がって頂いたのですが・・・このクレープパンにみんな興味深々。

 

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より

「どこで買えますか?」とクレープパンについての質問も。Izumiには見慣れたものでも日本では馴染みのない器具だったことは、想定外の発見につながりました。

 

◆いよいよクレープを実食!2種類のクレープ生地♡

2種類の生地

一つは「蕎麦粉のクレープ生地」

こちらには、フロマージュブランとサーモンにレモン、さらに生ハムも合わせた食事としてのクレープ!一般には、そば粉の生地の方をガレットと呼ぶそうです。

 

フロマージュブランの軽い酸味と爽やかな味わいに皆さま感激♡

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より
形も可愛いクレープパン

 

もう1つの生地は

「小麦粉のクレープ生地」

こちらはデザートクレープとして召し上がって頂きました。

 

当店の人気カフェメニュー「ヌガーブラン入りバニラアイスクリーム」の他に、フランス3種類のコンディメントと当店自慢のフランス産ハチミツ♪

 

フランスのクレープリーで定番人気メニュー ハチミツかけ!

他にも沢山のコンディメントが!

見慣れないものですが、どれも日本で手に入るフランス商品

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より

・【ル・ブルターニュ】の「Les Confitures de Raphaël 塩バターキャラメルクリーム」

・【サバトン】の「Crème de marronsマロンクリーム」

・【ヌテラ】の「ヘーゼルナッツ チョコレート スプレッド」

 

至福の味♡ 皆さまの笑顔と弾む会話で、本場のクレープリーにいるような幸せな時間と空間になりました。

 

嬉しいことに「クレープパンを購入しました!」「作ってみました!」と連絡を頂いたり、写真を頂戴したり、スタッフも家族でクレープを楽しんだりしたようで、有意義な時間につながったことに喜びを感じました♪

 

当店との繋がりから、日本でもフランスを愉しんでいただけたことに感激!とっても嬉しかったです♡

 

さて、次回開催は6月を予定しております。テーマはizumiのパリ出張直後の「フランス紀行」。今回は、オリンピック開催前のパリからの配信も楽しみです。詳細が決まりましたら、SNS等でお知らせ致します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております! Merci 

 

 

レポート Table d'hôte 第29回【2月の祝日はCrêpes クレープ】より
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