Atelierワークショップ
- 2024/02/22
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レポート Table d'hôte 第28回【暮らしの中の「ガレット・デ・ロワ」と「パンデピス」】より
Bonjour!レザベイユ 南青山です。
2024年になって最初のターブル・ドット
第28回【暮らしの中の「ガレット・デ・ロワ」と「パンデピス」】は、1月27日(土) 店舗開催を致しました。 ご参加下さった皆さま、ありがとうございました。Merci!
フランスで1月といえば「ガレット・デ・ロワ」。2019年よりスタートしたターブル・ドットの初回のテーマでもあります。
当社は「ガレット・デ・ロワ」に隠すフェーヴ(磁器製飾)を20年以上前からプロ向けにも販売しながら、この美味しくて楽しい習慣が日本にも広まることを願っています。だから、特に大切にしているテーマです。
「来年も開催して下さい!」との声を頂きながら、いろいろな切り口で「ガレット・デ・ロワの魅力」をお伝えしてきていまして、今回は「ガレット・デ・ロワ」だけでなく「パンデピス」も登場しました!
どちらも奥深いから90分では時間が足りない・・・と呟いていたizumi。
省きたくないポイントがあるようで、前置きとして「少し時間がオーバーしてしまうかもしれません」との予告つきでスタートしました。少し延長時間を頂きつつ、充実内容にご満足して頂けたようで良かったです。皆さま、じっくりと聞き入ってくださり、ありがとうございました!
◆ガレット・デ・ロワを愉しむ◆
ガレット・デ・ロワの歴史や伝統的な食べ方を、izumiのパリ暮らしの中でのエピソード、フランス語のビデオ。画像やビデオの資料は、テーマが同じでも最新情報に更新して作成してあるから、毎回ご参加される方にも楽しんで頂けています。当日のお手伝いをさせて頂いているスタッフの私たちも楽しみにしています♪
さあ!皆さんで試食の時間♪
ガレットデロワの歴史やフランスでの様子を観た後に、実際に味わう「Galette des Rois ガレット・デ・ロワ」は、色々なことが頭に浮かぶので、よりも一層の美味しさと感動があるご様子でした。
ガレット・デ・ロワの生地には2種類あって、日本でよく知られているフィユタージュ生地(パイ生地)の他に、南フランスの方で食べられているブリオッシュ生地のものがあります。
今回は、同じフィユタージュ(パイ生地)でも、製法に違いがあるという専門的な説明もありました。製法の違うパイの食べ比べ!普段は気づけないパイ生地の違いに注目しながら実食していただくために準備された「ガレット・デ・ロワ」。
パイ生地を作るときのバターの使い方で生地の食感に違いが出る事に驚きと新発見!
そのようなことから、今回は3種類の違って「ガレット・デ・ロワ」が登場しました。プロ知識を織り交ぜた説明がきける「ターブル・ドット」は、当店 ならではの醍醐味でもあります♪
3種類のガレット=フェーヴが当たる確率が3倍!
美味しく食べる愉しみとフェーヴが当たるかも?!というワクワクで、店内は大いに盛り上がりました。フェーヴが当たった方は王冠をお渡しして王様(今回は女性だったので女王様)に♪
◆パンデピスは人生のお菓子◆
まだまだ、お楽しみは続きます♪当店の人気定番商品オリジナルパンデピスと、今シーズンから新しく仲間入りしたプロヴァンス地方にある老舗【ANDRE BOYER アンドレ・ボワイエ】の「パンデピス・オランジェ」をご用意!
同じ呼び名「パン・デピス」であっても、材料の違いや製法によって味や食感は全く違ってくるようです。そして、今回は、当店の2種類を召し上がっていただきました。お好みだったかな♡
「パン・デピス」は、軽くトースト。パテ&クリームチーズを添えたものを召し上がって頂きました。
ビデオの中に登場していたマダムの印象的な言葉も説明があって、パンデピスについて語っていたフランスマダムの言葉が私にも響いて、とても素敵な時間になりました。
《Le gâteau que l'on peut toute sa vie.》
パンデピスを食べると、子供の頃にクリスマスツリーの横で母と食べた日を思い出す・・・・
皆さま、全て完食♡ まだまだ話しは尽きないご様子で名残り惜しい中、無事に終えました。今回も楽しい時間をご一緒に過ごさせて頂きまして、ありがとうございました!