Blogizumiブログ

2019/06/03

パリ「蚤の市」の時間

 

Bonjour ! 

 

骨董品の中にもデザインは色々。

「アンティーク好き」とはいっても、その中での好みは分かれます。

 

パリの中には「蚤の市」が何か所かありますが、特に場所が広いのはクリニヨンクール。そして、この中でもエリアによって並んでいるもののカテゴリーやその時代によって場所の雰囲気や品揃えは大きく違いがあります。

パリ「蚤の市」の時間
パリ 蚤の市 クリニヨンクールにて

 

表参道駅A4出口より、徒歩5分程度の場所で営み始めた小さな店「レザベイユ南青山」は、お陰様で6年目を過ごしています。

 

駅に近いとは言っても裏の小道。正直、とても見つけにくい場所です。わかりにくいお店まで足を運んでくださり、本当にありがとうございます。

パリ「蚤の市」の時間
パリの蚤の市 クリニヨンクールのエリアにあるカフェ

 

道路より内側にさがっている建物なので看板を設置しないと遠くから見つけられない場所です。だから、何度も来店されたことのある方でさえ ”気づいたら通り過ぎてしまってたわ” なんていわれることもあります。

 

とても遅くなりましたが、昨年より外看板と外灯(ランプ)を設置して、天気良い日はベンチをエントランスに出して生鮮オレンジを並べています。物販(フランス産ハチミツやプロポリス・伝統菓子)に加えてカフェ席もございます。

 

人気メニュー「LesAbeilles(レザベイユ)ハチミツ漬けレモン入のレモンスカッシュ」と「ヨーロッパ式の搾りたてオレンジ果汁」など、お勧めのテイクアウトもスタートしています。「遠方から目指して来ました」とお話してくださるお客様の声は、ほんとうに嬉しいです♪

 

パリ「蚤の市」の時間
蚤の市を見て回るのは一日かかり。早起きをして朝食をココで食べてから出陣!

 

そして、この日は、より気持ちよく過ごしていただける店になるように、店舗用の小物を探す目的でパリの「蚤の市」にやって来ました。

パリ「蚤の市」の時間

 

何でもないバゲットも、わき役のジャムやバターの容器が違うだけでいい気分 ♪

 

「贅沢な時間」

パリ「蚤の市」の時間
レザベイユ南青山の雰囲気とは違う世界観だけど、こんな感じも好み

 

店舗で使う小物との出会いを求めて来たクリニヨンクール。気合を入れて、いつもよりも少し広い範囲で歩いてみました。

 

すると、ちょっと素敵な展示が。店番の女性と話をしてみるとBon pointボンポワン(フランスの素敵な子供服ブランド)パリ本店の店内装飾を手掛けている方でした。「どおりで・・・」とセンスの良さに納得。

 

個人的には好きなテイストで気になりましたが、南青山の店とは違うテイストだから次に向かおうかとした時に、こちら ↓ のガラス容器が目に入りました。

パリ「蚤の市」の時間

 

店舗で時々販売している「フランス蜜蝋を使った伝統製法カヌレ」を並べるのに丁度よさそう。大きさもお値段もお手頃だったので購入しました。

 

店舗ワークショップ「ターブルドット」の時にも活躍してくれそうな食器。

 

分厚いガラス製で重たいけれど、ここは頑張って パリ→東京へ とお持ち帰り

パリ「蚤の市」の時間

 

こちらは、今日の朝一番に目に留まった写真立て。

 

1800年代のものだそうです。店内のガラスケースの中にありましたが、店主のご了解を得て外に置いて眺めながら品定め。

 

今までの私なら購入しないテイスト。だけど、何故か「一目惚れ~」

さぁて、どう使おうかな。

パリ「蚤の市」の時間

 

自分自身に”冷静に~”言い聞かせながらのお買い物。即買いせずにひとまずキープ。後から同じ店を訪ねることにしました。その間に「どう使おうか」と想像力を膨らませてアイデア探し。

 

購入したい気持ちが変わらないかどうか、自分自身への確認をしながら2回目の訪店。写真立てとしては珍しく同じものが2つ揃っていました。だから店主としては「購入は2つ同時」との約束があるアンティーク。

 

眺めていると、店舗内においたときのイメージが湧いてきたので、購入を決めました。店舗の備品の仲間に入り♡ 今、この写真立てはレザベイユ南青山の店内にあります。数日前、スタッフが店舗内に並べてくれた様子を見ながら「素敵!やっぱり手元にきてよかった」と思えたところです。

ご来店の際は、是非、見つけてみてください。Bonne journee a tous !

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