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- 2020/12/21
- フランス文化
- フランス旅
フランス ストラスブール【Grand Sapin 巨大クリスマスツリー】
Bonjour ! もうすぐクリスマスですね。クリスマスツリーは飾りましたか。
今回のメイン画像はストラスブールの名物Grand Sapinと呼ばれるクリスマスツリーです。
12月25日はキリスト生誕を祝う日。
今日では世界中で祝日となり、子供たちが楽しみにしている特別な日になっていますね。
フランスでは、クリスマス時期になると華やかな飾り付けが始まり、教会前の広場などに MARCHE DE NOEL マルシェドノエル(クリスマスマーケット)が立ち並びます。旅行で訪れた方もいらっしゃるでしょう。

Marcheマルシェといっても、簡易的なパイプの骨組みの市場とは違っていて、Charletシャレと呼ばれる木造で山小屋のような店構えです。販売しているものはクリスマスツリーに飾るオーナメント、その地の名産品、他には、温かい飲み物を用意している店が軒を連ねます。
様々な店が並びますが、その中でも「Vin Chaudヴァン・ショ」(ホットワイン)はクリスマスを象徴する飲み物といえるでしょう。シナモンやオレンジなど、スパイス入りのワイン。(*こちらの様子は別ブログで取り上げたいと思いますので、後日リンク予定)

MARCHE DE NOEL の中で最も有名なところのひとつが【ストラスブールのマルシェ】。
大聖堂前の広場をメインにしながら、街中のあちこちの広場にマルシェができるので、一か所ではありません。
こちらのクリスマスツリーはKleberクレベール広場の巨大ツリー。毎年たのしみにしている人もたくさんいるストラスブールの名物ツリーです。

写真から、その高さは伝わるでしょうか。
高さ約30m、重さは約9トンもあるそうです。
2013年はご覧の様にちょっと傾いていたので倒れてこないかと心配しました。

昼間と夜ではガラリと雰囲気が違います。
夜はロマンチック。寒く暗い中に希望の光が灯っているように見えて心に響くものがあります。

今日はGrand Sapinにちなんで「もみの木」の話をもう少し取り上げたいと思います。
私は、毎年のクリスマスツリーを飾りながら「なぜ一番上に星を飾る(立てる)のだろう」とちょっと疑問に思っていたのですが、みなさんはどうですか。
その由来を調べてみると「キリスト生誕のおはなし」とつながっている資料がみつけられました。
聖書によれば、東の方に住む3人の賢者ら(王とも博士ともいわれる)が「救世主が誕生したことを示す大きな赤い星」に導かれてベツレヘムへ向かって、イエスが生まれた馬小屋に辿りつきます。このとき道しるべだった「赤い星☆」に由来しているとのことでした。

ということは、星の色は黄色より赤色☆彡が説にはあっていることになりますね。
ちょっと振り返ってストラスブール駅に飾られていたツリーを見たら「赤い星」でした!拍手!
クリスマスの話は沢山ご紹介したいところですけれど、
今回はGrand Sapinをご堪能いただけたら嬉しいです。
教会の中やマルシェの様子などのつづきは、またの機会に。
Bonne fête
