Blog商品コラム
- 2021/06/17
- はちみつ
- 商品紹介
- プロポリス
- コラム
【ワークショップ】ミツバチたちの生産物・アピセラピーより
※「izumiエッセイ」→「商品コラム」へカテゴリ―移動投稿(2022.04.28)
Bonjour !
ここ最近、気温差のある日が続いていますが、皆様は元気に過ごされてますか?
私は久しぶりに体調がすぐれない日があったので、アピセラピーについて調べ直した影響もあって、ハチミツやプロポリスの力を取り入れて整えたところです。
ハチミツは、その美味しさ、味としての楽しみ以外に
「健康のために摂る」
ということがあります。そして、そのハチミツの種類は様々。
ヨーロッパでは、その蜜源になっている植物の効能がそれぞれのハチミツにあるものと言われています。そして、
それはハチミツだけではなく、ミツバチが作り出す特殊な物質(ハチミツ・ローヤルゼリー・花粉・プロポリス・蜜蝋・蜂毒)それぞれが持つ力を活かす考え方があります。
これがアピセラピーと呼ばれるもの。
この歴史は古くて紀元前からのこと。
心と身体に潤いを与えてくれる特殊な物質(=ミツバチにしか作り出せない物質)について、フランスの資料を使って、それぞれの効果や効能に注目してみました。
こちらも、今まで集めてきた資料の仲間に入りました。
ターブルドット vol.4では、ビデオやスライドも使って、どんな風に蜂毒を採取したり(ミツバチの命を奪うことなく)やローヤルゼリーをミツバチに作ってもらっているのかをご紹介。
毒針を背中に刺して治療する様子も映像でご覧いただいたり、その毒を使ったクリームの製造風景や販売されている海外の様子がわかる資料もご覧いただきました。
少し話が変わりますが、パリの高品質ハチミツ専門店「Les Abeillesレザベイユ」の商品に関わるようになってから、養蜂家であり店主だったシャクマンデス氏から
”火傷のときにハチミツを塗ると跡が残らないんだよ” と教わったことがありました。
そうは言っても、確かめる(火傷をする)ような機会はそうなくて・・・半信半疑なものでした。ところが、今から6~7年前に私は大やけどをしてしました。左手の指を4本(小指以外すべて)。
この時の火傷の重度は5段階の3~4段階の中間くらいとの診断(軽度1~重度5度)。水ぶくれが指の付け根から爪の手前まで繋がって、大きな楕円形に腫れました*写真は治りかけの時
火傷の原因は鉄瓶。鉄瓶は、使ったあとに錆びないように空焚きをする必要があります。何故か空焚きをしたばかりだったことを忘れて「空焚きをしよう」と熱した鉄瓶を手に取って蓋を開け、その中に水道水を蛇口から勢いよく注いでしまったんです・・・考え事をしていたのか、こんなことをやってしまいました。
当然、勢いよく蒸気が上がって持ち手の指を大やけど。直ぐに救急へ。この時のエピソードは、またの機会に詳しく掲載(後日リンク)したいと思いますが、結果として、
ハチミツを使ったら、本当に 火傷の跡が残らなかった!!痛みが引くまでは辛かったですけど、幸いにもケロイド状にならずにすみました。
このような実体験から「火傷にはハチミツ!!」といいきれます。
そんなエピソードをワークショップの時におはなしさせて頂いて、実際に私の両手をご覧になっていただいて、どちらが火傷した指なのかわかるかどうか見て頂いたりしました。本当に、全く火傷の跡が残っていないのでわかりません。
話は戻りますが、ワークショップでは5月のパリ土産も皆さんに召し上がって頂きました。
「Nonetteノネット」というハチミツが使った伝統菓子や「色んな種類のハチミツ入りのキャンディー」など。レザベイユの商品以外の食べ物もご用意。
他には「蜜蝋」の用途について、蜜蝋を使ったリップクリームやハンドクリームを用いてご紹介。
「アピセラピー」と聞くと難しそうな感じだったかもしれませんが、なかなか目にすることのない資料をたくさんご紹介できた回(Vol.4)となりました。「面白い!」とスタッフには大好評だったアピセラピーの資料。また機会を作って、多くの方にご覧になって頂きたいと思います。
私自身、資料を調べながら「ミツバチって凄い!」と何度も驚かされましたから。
ミツバチは、自分の身体の中から生み出している物質が色々あります。住処である巣箱も工場みたいなものですが、彼女たちの身体そのものも工場のようなもの。
どれも人には作り出せないものであって、自分たちの生命持続のために必要があって作り出している特殊なもの。それらは今の科学を持っても「未知のもの」であるという事実。これって驚きじゃありませんか。
またゆっくりご紹介させてください。
Bonne journee !