Atelierワークショップ
- 2019/10/24
- ワークショップ
レポート TABLE D’HÔTE 第6回「フランス人の朝食」より
Bonjour!レザベイユ南青山です。
10/19(土)に行われたターブルドットは『フランス人の朝食』がテーマでした。
フランス人って毎日クロワッサン食べてるの?朝は何を飲んでいるの??
<旅行だけでは判らないフランス人の日常を、体験してみよう!>ということで、Izumiが実際にパリでホームステイしていた時にテーブルに並んでいた食器やトースターなどを想い出しながらテーブルをセット。さながらパリのアパルトマンで朝食を食べているような気分を味わって頂きたく、準備をさせて頂きました。
フランス人のキッチン事情
日本人の食器棚にお茶碗が必ずあるように、フランス人のキッチンにもカフェオレボウルが沢山重なっておいてあります。両手のひらで包めるほどの使い勝手の良いサイズなので、色んな食べ物を入れるのにも大活躍!なので何枚も置いてあることが多いんだそう。
その他には、オレンジを絞る道具などもフランス人のキッチンではよく見かけます。果実がマルシェに沢山並んでいるお国柄が良く出ている光景ですね。
フランス人のメリハリのある生活は食卓にも表れます。
冒頭で出てきた『フランス人は毎日クロワッサンを食べているの?』という疑問ですが、フランス人が最も食べるパンは『バゲット』。日本ではフランスパンとも言いますね。平日を忙しく過ごし、週末を思いきり楽しむフランス人は食事も平日と週末では違ってきます。クロワッサンにハムや卵を用意して食卓に並べるのは『週末』スタイル。
週末にゆっくりと過ごすために、カフェオレやパンを乗せたトレーをベッドまで運び、まさしく”だらだら”過ごすというのもフランスの家庭ではよく見かける光景だそうです。日本だと布団はいつでもすぐ畳むもの!といった感覚がありますが、リラックスしたいときはとことん甘やかすのがフランス人らしさ。メリハリを楽しむ様子が朝食からもうかがえます。
ちょっとしたひと手間が ”贅沢” な週末の朝食。
卵は半熟よりもさらにとろとろの状態。沸騰したお鍋から2分程でエッグスタンドに乗せて、殻を割ります。スプーンでコツコツと側面を叩いて割ることもできますが、なんと専用の卵の殻を割るためだけの道具が存在するんです!お写真は少し見切れてしまっていますが、卵に被せた金属の帽子上にある丸い球を引き上げて、上から落下させ、殻にヒビを入れていくんです。少し手間をかけただけで、食べるのがうんと楽しみになりますね。
ご参加の皆様にはお腹を空かせてご来店頂いた甲斐もあり、美味しく・楽しくフランス人の朝食を召し上がって頂くことが出来ました。皆様もぜひ今週末は、こうしてお気に入りの食器に朝食を並べて、みんなでテーブルを囲む時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。きっといつもより豊かな気持ちで休日を始めることが出来るはずです。
TABLE D’HÔTE 参加者様は当日全品5%オフです。
次回のテーマは「クリスマスの過ごし方」