Blogizumiブログ

2020/05/08
はちみつ
コラム

ハチミツとは何?

「ハチミツってなんですか?」尋ねられたら、何と答えますか。ご存知なこともあると思いますが、おさらいを兼ねてご覧になってみてください。パリでハチミツ専門店を営む養蜂家と出会って教わったことやフランス資料より紹介させて頂きます。

<ヨーロッパの定義>

un rapport du Conseil de la Communaute europeenne(74/409/CEE) donne une definition precise et univoque du miel qui est « le produit alimentaire que les abeilles domestiques fabriquent a partir du nectar des fleurs ou des secretions provenant des parties vivantes des plantes, qu’elles butinent , transforment et combinent a des substances specifiques propres, qu’elles conservent et laissent “vieillir”dans les rayons de la ruche. Ce produit est fluide, epais ou cristallin »

 

Mielミエル(はちみつ)とは、ミツバチが住処の中で作り出す食べ物。それは①花の蜜(nectar)や②育成している植物の分泌物に由来する蜜を集めて、*彼女たちが加工をし、特殊な物質と調合して作り出している固有のもので、巣の中に貯蔵し、熟成をさせている食べものである。それは、液状、粘度があり、結晶する。(*彼女と書いたのは、ハチミツを作るミツバチはメスだけだからです)

①花の蜜(nectar)とは

花の中に存在しているnectaires :蜜槽(みつそう)腺から作られる甘い汁のことです。 この中には水分80%とショ糖20%が含まれています。フランス語で花の蜜をNectarネクターと呼びます。

ハチミツとは何?

②植物の分泌物由来のものとは、

植物の分泌物(樹液)を吸う小さな虫(PUCERONアブラムシ)が口やお尻から液(SEVE:セヴ)を分泌して植物の葉などにつける蜜のこと。蝶(metcalfa=papillon)の中にもMiellatを分泌する種類がいます。ミツバチはこれらの蜜を集めます。この植物由来の蜜のことをフランス語ではMiellatミエラと呼びます。英語だとhoneydewハニーデュー、日本語で甘露。

ハチミツとは何?

ミツバチたちは、この蜜の水分を蒸発させて水分値を下げながら、唾液の酵素作用によって単糖類(グルコース、レブロース、デクストロースなど)に作り変えていきます。つまり、花の蜜や植物の樹液、虫の分泌物の成分とは違います。

だから製造者は人間ではなく「ミツバチたち」。Les Abeillesレザベイユ(ミツバチたち)が作る特殊な食べ物がMielミエル(はちみつ)。

言い換えればハチミツを作っているのは、養蜂家ではないということ。

養蜂家は以下の様にハチミツについて教えてくれました。

Mielミエルは「人には決して作ることができない食物」「自然・植物とミツバチの活動の中から作られる特殊な物質」「人の手が加わっていない完全なる自然食品」

ハチミツとは何?